もちろん、あくまで個人的な意見ですが、

今回ばかりは圧倒的にFinePix S2 Proの勝ち!でしょう。

Canon D60も含めた大方の意見としては、S2 Pro→D60→D100という序列のようです。

僕は、S2 Pro以外の画質をきちんと検証したわけではないので、あくまで憶測も含まれますが、S2 Pro凄いです。思わず笑っちゃいます。だって本当に1200万画素あるかのような画質をたたき出してしまうのですから。もちろんRAWデータでの話しですけどね。

いや、実はね、どの機種も600万画素以上あるわけだから、悪いわけないんです。

好みの問題もありますから、ブランドイメージに弱い人は、どうぞD100を買って下さい。せいぜい35mm程度の代替えとして活用してください。そのあいだに僕はS2 Proで稼がせていただきますから、、、、。

だってね、、、

S2 Proなら、確実に35mm以上の画質はあるからね。プローニーの代替えと考えてもおかしく無いでしょう。

雑誌レベルなら見開き扉でも有無を言わさず、撮ったもん勝ち。

なんでこんなことになってしまったか、と言うと、マックファン8/1号のレビューでも書いたけど、富士はプロ志向、ニコンはアマチュア志向という逆転現象が起きてしまったのだ。その経緯は容易に想像が付く。

例えば、

USBとか、IEEE1394とかの違いがよく分からないアマチュアはD100を購入する。でも、プロなら買ってはいけないでしょう、D100は。D1Xのイメージが強くて、プロ機のイメージも引きずってしまうところがニコンマーケティングの勝利。プロでも案外D100を買ってしまう人は多い。

でも、ニコンの本当の狙いはハイアマチュアクラスの人に買って欲しかったんです。プロ機はD1Xですから。

それに対し、プロ機を持たない富士フイルムは、もっとプロの人達にも使って欲しかったんです。で、本当にガンバッちゃったんです。

憶測ですが、多分開発段階からプロカメラマンの意見を素直に聞き入れて、S1プロの欠点を徹底的に洗い直したんでしょう。その成果がS2 Proです。

ライター稼業というのは因果な物で、「こりゃあいい」と思っても、そのまま書いてしまうとまるで富士フイルムから金でも貰っているかのように思われてしまうのではないかと、逆に自粛してしまうのです。マックファンのレビューではD100とどっちにしようか?なんて迷ったフリをしてましたけどウソです。全然迷わずS2 Proを購入しました。

さらに、細かいことですが、こんなことをどう思いますか?(下の写真)

もし、三脚に据えて撮影中にバッテリが切れたらどうしますか?コマーシャルの現場では一度アングルが決まってしまったら絶対カメラは動かしたくないですよね。

でも左のD100の場合は一旦三脚からカメラを外してバッテリを交換しなくてはなりませんね。

シンクロターミナルの問題もそうです。同じF80ベースのボディでありながら、シンクロターミナルにこだわったS2 Proに対して、D100は以前のS1 Proと同じアクセサリーシュー経由だ。

それと、シンクロスピードの問題。D100は1/180秒、S2 Proは1/125秒とカタログスペックにあるが、実はS2 Proも1/180秒でシンクロする。ベースボディはどちらもF80だから、シャッターユニットも大きな違いは無いはず。たぶん、本来35mmフルサイズ用に設計されていたものが、たまたまAPSサイズのCCDで使ったらケラれが無かったというだけのことで、それをカタログスペックに盛り込んでしまったニコンと、ニコンからボティを「借りて」いる以上カタログに表記出来無かった富士の違いだろう。ニコンはずるいよね。

いろんな意味でニコンのほうが一枚も二枚も上手だが、そのブランドイメージに騙される人のなんと多いことか。

実は、本音では皆騙されてニコンを買って欲しいと思っている。その間に僕達S2 Proユーザーは美味しい思いができるのだから。

2002年8月9日

 

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